ゼウス　zeus

ヘレネス(ギリシャ)神話の主神。クロノスとレアーの子。キュクロプス(サイクロプス)によって造られた雷電を王笏にもつ。ローマ神話ではユピテル(英語読みジュピター)。
人間に火を与えたプロメテウスを罰した。神話を彩る数多くの英雄を人間の女性との間に生んでいる。 (「神々の系譜」参照)

父は予言によって自分にとってかわるとされた子供を全て大地の下に投げ込んでいたが、末子のゼウスだけは逃がされ、隠れて育てられた。山の中で蜂蜜で養育された。後にクロノスを倒し主神となった。

彼の纏う鎧には身軽な鎧としての「光輝」があり、人間の女性セメレがヘラの計略にかかった時、ゼウスはそれを着て現れるよう誓いを立てさせられてしまった。この鎧をつけて彼女の前に現れると人間の肉体はその光に耐えられずセメレは灰となってしまった。この光は電光であり、セメレは電光にうたれたのだという。

巨人族との戦争、ギガントマキアーの時には更に「恐怖」も纏っていた。

ゼウスの子供たち
・アストレア(母:テミス)