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当サイトの筆者が、神話や伝承などを調べはじめて、最初に出会った神話辞典は、高校の図書室にあった 『ギリシア・ローマ神話辞典』(出版社等不明)という本であったと思う。ぼんやりした記憶の、箱入りの装丁やタイトルしか思い出せない。

「とにかく世界中の神話に興味がある」筆者が、憑りつかれるようにページをめくったのは、
アーサー・コッテルの『世界神話辞典』(柏書房)[Amazon] である。
現在は装丁が新しくなったものが出ているようだが、私が持っているのは表表紙にエジプト神話の女神ヌートが描かれた壁画の一部、裏表紙はギリシアの壺絵と思われる スフィンクスの謎かけの場面の絵になっていた。
多くの神話事典、神話百科などみてきたが、このアーサー・コッテル氏の著作に一番影響を受けたと思う。

さて、ある時、朝日新聞クロスサーチという記事検索システムを使う機会があった。ここで「神話辞典」「世界の神話」などのキーワードで検索すると 興味深い内容が出てきた。
『支那神話辞典』(昭和08年02月17日 「読書頁」欄 「ワーナー氏の労作」と松村武雄氏の記事)
『世界の神話』(昭和17年 広告欄 ラジオ新書新刊 日本放送協会編 日本篇志田延義 東洋篇猪狩史山 西洋篇新関良三)
『世界神話辞典』(1981年04月23日夕刊「海外文化」欄 「世界の神話集めた辞典がソ連で出版」 Mify narodovmira.Moskua 1980 上下2巻のうち上巻)
など戦前や冷戦時代のソ連圏の、世界の神話等をあつかった神話辞典などの情報をみつけた。

他にも戦前の「世界の神話」本があるのかと調べてみると
『神話伝説大系』(昭和02年より出版 松村武雄編 近代社 全18巻)
『世界神話傳説大系』(昭和08年より出版 松元竹二編 誠文堂 近代社のものを版元を変えて出版)
『世界神話伝説大系』(1979年より出版 松村武雄編 名著普及会 全42巻)
という本があった。名著普及会版に近代社版を定本にして再編集していることなど書かかれている。戦前の本を戦後に出版しなおしていて、 入手や読むことの難易度が高くなく、とてもすばらしい。

(今後追記)

 
関連項目一覧
『世界神話辞典』 (アーサー・コッテル:著)について (1993年発行)
『世界の神話』 (沖田瑞穂:著)について (2019年発行)
『世界の神話大図鑑』フィリップ・ウィルキンソンほか:著)について(2021年発行)
『図解でよくわかる はじめての世界神話』 (蔵持不三也:監修)について(2023年発行)
神話辞典 参考資料・参考文献一覧 (総合的な資料を主に掲載。個別の項目に記載分は載っていないもの有)

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