日本の伝統的な暦、月名で、陰暦十二月(12月)のこと。(日本は長く太陰太陽暦で 12の月に閏月を加えた1年13ヶ月だった[閏〇月とされた])
月名の由来など、はっきりしないが以下のものがある。
・「し」は歳(とし)、「はす」は果つ、歳果つが転じて「しはす」になった(東雅)
・僧を迎えて仏事を行うことがから、僧が走る、師が走るので「師走」(奥義抄)
・俗にいう異称「極月」(ごくげつ)、万葉集では極をはつと読んでいるので、これもしはすなのだとも。異称には「臘月 (ろうげつ) 」もある。
「師走の月夜の曇いたくさし出でたるを」源氏物語・第47帖、総角(あげまき)
参考資料
・
日本国語大辞典 〔精選版〕
・デジタル大辞泉
他
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